きっちゃてん

フラワーサロンの主催・そしてフラワーアーティストとして、
本年の母の日・父の日の仕事をすませて一段落したので、
空に向かって伸びをしたい気分の今日此の頃の高宮です。
(しまった! その空は梅雨にて、曇天の鉛色だったりしますので
 寧ろカタツムリの貝に閉じ籠りたい気分かも トホホ。)
さてさて、皆さんは、いかがお過ごしの事でしょうか!?

私の日記に幾度か出ている私の父親なんですけど。
この高宮パパは昔から『喫茶店(きっさてん)』を

【きっちゃてん】
    ̄ ̄
と呼ぶんです。
なお、私の物心が付いた頃には、そう呼んでおりました。
ですから、私の中でも『きっちゃてん』の呼び名が、
今では違和感なく 受け入れてしまっているんです。
(なにか、父親の悪企みのワナに はめられているのではないかと、
 考える次第でする。)

上記の様な事を言う父に対して私が
「普通、あの文字は きっさてん って言うんじゃないの!?
と質してみると、
「でも お茶って言うだろう!?
と大人げなく口を尖らせて言ってきたのです。
こちらも向きに成り
「茶道って言うでしょ!?
と言い返してやったんです!
すると負けず嫌いの頑固親父も暫らくは お行儀良く
『きっさてん』
と申しておりました。

やれやれ めでたし・めでたし。

と・こ・ろ・が・・・

暫らくすると、再び【きっちゃてん】と街中にて、堂々と言っておりました

あ~ぁ 父よ! あなたはそのままで良い事に致しますわ

上記の件以外でも私の友人にも父と同じような匂いをさせた人物がいるんです。
なんと言うか 父と同じ事を・似たような事を言うんでする。

日常茶飯事(にちじょうさはんじ)
『にちじょうちゃめしごと』
と読むんです。
しかも『茶色』は赤に黒を少々混ぜて作った色で、
お茶の美しいグリーンとは違う色なのに、
『茶色』とは何事だ!!!
と宣うんです。
(もはや 屁理屈[へりくつ]でしか無いですよね。)
さすがに、イラっとする訳ですが、容赦ない追い打ちが
「茶飯って本当に茶色の飯で、醤油とお出汁でこさえるんだぞ!
 決して お茶 で炊いたりしないんだぞ!」
とまで言い放ちます。

呆れた私は
「ほうじ茶は茶色だけど何か!!!」
そのように言うと、友人は『お茶の話題』は、一切しなくなりましたとさ。

ようやく 本当にめでたし・めでたし。

P.S.
どうして私の周りの人は『茶』と言う字にこだわるのでしょうか?(苦笑)
皆さんの周囲にも、このような人物はいらっしゃいませんか?