意表!

年明けの3学期。

冬休みの宿題と言えば私などは、書き初めを1番先に思い出します。

これを踏まえた上で下記の日記をお読み下さい。

 

私の知人(女性:既婚者・2人の子持ち)の次男(小学2年生)の学校公開日(授業参観日)がありました。

常日頃からこの知人に

「うちの子ったら少し変なのよ」

と聞かされてはいたのですが

教室に入ってみるとやはり事件が起きました。

教室の壁一面に冬休みの宿題と思われる書初めが、一面に張り出されていました。

書かれている文字は

『日の出』

とか

『お正月』

などの文字が見受けられます。

どうやら2年生迄に習う漢字で3文字の書き初めが、宿題だったようです。

小学生の下手ながらも一生懸命な文字を微笑ましく眺めて行くと

そこに突然

 

 

【中    人】

3文字が目に飛び込んできました。

知人は、すっかり日の出やお正月の3文字に目と脳が慣らされてしまっていたので、

状況が理解出来ず

「?????」

とパニックになりかけていたところ、

更に衝撃的な文字が…

その理解不明な書き初めに我が子の名前が!

 

その時 知人は全てを理解出来、

「やってくれたわあいつ!」

目の前がクラクラするくらい怒りに満ちてきたそうです。

授業参観での息子の様子をしっかりと見ることが出来無い程、

書き初めの方が気になったそうです。

 

いよいよ授業が終わり叱りつけてやろうと息子の所へ行き

「どうしてこんな書き初めを書いたの?」

と問いただしたところ、

息子はケロリとした顔で

「だって、2年生迄に習う漢字で書いたよ」

と斜め右上に向かう返事をしてきたそうです。

 

(だからといって『中国人』は無いだろうと心の中で突っ込んだそうです)

 

その後 知人は担任の先生(女性)

「このままでは恥ずかしいので、書き直す事を認めて頂けませんか?」

そのように申し出たところ、担任の先生も満面の笑みで

「良かった~♪

実は、どうしたものかと思っていたところなんです。」

と許可を頂き、書き直す事を認めて貰ったそうです。

 

勿論、知人が鬼となって息子に宿題の書き初めをやらせたのは、言うまでもありませんけどね。

子供の発想力って大人が及びもつかない所を流れていますよね。