現代アート

以前 投稿したドイツ留学日記へのコメントで、
「続きを読みたい」とリクエストなんぞを頂きましたので
調子に乗って書かせて頂きたいと思います。

 

ホームステイ先の旦那様が...

現代アーティストであった事もあり、
日本人留学生で 現代アーティストの男性とお友達になりました。

この男性なのですが、ドイツにいるあいだ
ずっと私を口説いてくるんです。
日本国外 と言う事もあってでしょうか、
何度断っても口説いてくるんです。
古今東西の芸術家と同じく、お金は持ってないようですが…
まぁ 決して 悪い人では無いんですけどね。

 

その男性もドイツから帰国した後、
東京での展示会を開催するので招待を受け、
どういうものかを想像しながら

期待をせずに見に行かせて頂きました。

 

私の気持ちは、作品のほうに向いていたからでしょうか、
会場とされる場所に着いてみると…

な・な・な・なんと公園!?露天ですか?青天井ですか?

 

会場の事に度肝を抜かれていると、

その周辺に作品らしきものが点在…

公園の木にテグスやらワイヤーやらを引っ掛けて、クモの巣的なものが、かけてあったり…

他の作品に関しては、文字で表す事が困難なものばかりで、
私のつたない文章力では表現しきれませんので、
何卒、御容赦くださいませ。

 

(くだん)の男性アーティストの作品ですが、
実物大のドアなんですけど、
(
未来の猫型ロボットの出す道具のどこでもドアを想像してみて下さい)


このドアが開かないんです。

本人曰く
「ドアの中は真っ黒になってある。

ドア越しにそれを感じてみて。」
そう言われた私は、

『???????』

頭のてっぺんから巨大なクエスチョンをひねり出してしまいました。(苦笑)

「何か感じた?」と感想を求められ、
答えに窮した私は、とっさに
「シュールだよね」と答えていました。

 

ひと通り作品らしきものを見終わった後、
公園からの帰りの道中…
‘ 頭の中でよくわからないもの ’ に対しての感想や褒め言葉として、
シュールや前衛的 と言う言葉がよく使われる事を思い出し、
ひとりでニヤニヤしていました。

先にも述べた通り、シュールや前衛的 は、
よくわからない と言う意味なんですよね(笑)。

 

尚、この件の男性アーティストに
悪意はございません。

 

※写真はドイツの公園にて